Windowsの場合

コンピュータに新しいゲームやアプリケーション、ソフトウェアの更新プログラムをダウンロードすると、そのたびにコンピュータに変更が加えられたことになります。場合によっては、このような変更が原因でシステムが不安定になることがあります。誰でも、前の状態に戻せたなら、と悔しい思いをしたことがあるでしょう。システムの復元を使えば、まさにそれができるのです。 システムの復元は、Microsoft Word の [元に戻す] コマンドによく似ています。前回コンピュータが正常に機能していた時点を特定すれば、システムの復元機能を使って、それ以降に加えられたシステムの変更を削除できます。システムの復元は、ユーザーの個人データ ファイル (Microsoft Word ドキュメント、ブラウザ履歴、描画、お気に入り、電子メールなど) に影響を及ぼさないので、個人データ ファイルへの変更は失われません。 Windows XPには「システムの復元」と呼ばれる機能が追加され、システムが正常に動作している時点の状態(レジストリや各種システム・ファイルなど)をシステム側で定期的に保存しておき、万一システムが正常に動作しなくなったときに、保存された状態に戻すことで、以前の正常な状態を取り戻せるようにするという機能だ。「システムの復元」のためのサービスはバックグラウンドで常に実行されており、一定の時間間隔ごと、あるいはドライバを更新するなど、システム構成が変更されようとしているときに、このサービスによってシステムの状態が自動的に保存される。もちろん、必要ならマニュアルで状態保存を指示することも可能である。この「システムの復元」はデフォルトで有効になっており、ユーザーが意識しなくてもバックアップが実行されている。